魔術亭へようこそ!

魔術亭は、魔術・オカルトに関わるみんながゆったりと学び交流するための場所です。

交流するための場所としてSNSWikiが用意されています。

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本当の魔術・魔女術・術などは小説などのフィクションとは違います。不幸な境遇を逆転させるものでもインスタントに願望を叶えるものでもありません

4月16日16時頃から18時半にかけてサーバ障害がありました。現在復旧しております。

新規登録プログラムにエラーがありました

いつからか分かりませんが、2014/10/7夕方までSNSの新規登録プログラムにエラーが発生しておりました。
現在は修正できてます。 

Google+ページ作成しました

SEO対策として魔術亭SNSのGoogle+ページを作成してみました。良かったらフォローしてください!

SNSの背景について

魔術亭SNSの背景画像はデフォルトのテーマの物を使ってます。

それじゃ面白くないので、現在プロのイラストレーターさんに頼んで画像制作中です。予定では11月末に画像ができあがるということでお楽しみに!(2014/08/11)


 

規約変更

投稿者 admin 日時 2015年10月31日

魔術亭規約を大幅に作り替えました。

この規約は2015/10/31に制定され、2015/11/1から施行されます。


長期不在者のアカウント削除について

投稿者 admin 日時 2015年6月11日

6/5に長期不在者(6/5時点で3ヶ月以上アクセスのない方)のアカウント削除を行いました。
参加者は85名となりました。

これはサーバ負荷の関係上の物であり、アカウント削除された方の再参加を拒む物ではありません。再び参加を希望される方は、新規登録可能です。よろしくお願いします。


デイリーニュースの停止方法

投稿者 admin 日時 2015年5月22日

先日より復活したデイリーニュースの停止方法を紹介します。

・デイリーメール停止
デイリーメールについては、ログイン後
  1. 右上のMenuをクリックし、「設定変更」を選ぶ
  2. 出た画面の左にあるメニューの内「メール設定」を選ぶ
  3. デイリーニュースの項目の「送信しない」を選び、下の「送信」ボタンを押す
ことで変更できます。

管理人からの提言

投稿者 admin 日時 2015年2月14日

魔術亭SNS及びskype会議室において、管理人からの提言を行います。
提言の内容を会議室及びSNSの利用規約に加えます。
内容は以下の通りです。

-----

管理者からの提言を行います。
・人数が増えてきたこと
・魔術的なセキュリティに関して問題が発生したこと
・また会員間で様々な小さな問題が発生したこと
など
これらを解決し、快適なSNS及び会議室での活動を行うために、以下の提言を行います。

■管理人からの提言
・会議室はパブリックな場所
  会議室はパブリックな場所だと言うことを認識してください。つまり、発言の内容はオープンになります。
  場合によっては、他の場所で噂になったり内容を曲げて話されることもあります。
  自分の話の内容で後悔しないようにしましょう。
・オカルティストとしての基本は他人に迷惑をかけない
  社会的な常識を守って会議室を楽しんでください。
  会議に参加している相手に、嫌な思いをさせないように気をつけましょう。
・発言に関するリスクは、自己責任
  術や夢の内容を語るのはリスクを伴います。場合によっては魔術攻撃の起点となったりします。ご注意を。
  また占いのクライアントについて語ることは、プライバシー秘密保持の観点から厳禁とします。
・勧誘の禁止
  結社や団体、師弟関係の勧誘は、禁止します。パブリックな場所なので。
  また、個チャでのしつこい勧誘も禁止とします。
・同意を得ない術及び占いの禁止
  良かれと思ったことでも、相手はそう思ってくれないことは良くあります。
  トラブルを避けるため、必ず同意を取って行いましょう。
・研究発表の詳細はSNSで
  オカルティストとしての良識や常識を守った上で、できるだけSNSでの発表をお勧めします。

■ペナルティ
・提言から著しく外れる言動が確認された場合、SNS及び会議から削除します。
・提言以外でも、著しく常識を欠いた言動が確認された場合、同様に処置します。


SNS背景画像変更

投稿者 admin 日時 2014年12月15日

SNSの背景画像が、「Minamoto.I.I」様のイラストに変わりました。

SNS背景画像


魔女勉強会第3回

投稿者 admin 日時 2014年11月28日

SNS内部に魔女勉強会第3回の記事をアップしました。

今回は「魔女と占い」についての記事となります。

魔女にとって「占いは当たるのが前提」と言う話が出てきます。それは何故なのか。また「外すことも重要」とは?魔女の歴史についてもひもとかれます。お楽しみに。

え?中身を読みたい?それならSNSに是非登録してくださいね!


魔女勉強会第2回

投稿者 admin 日時 2014年11月11日

orange mandarin: 今日は事前にお題として出した通り、魔女と魔法、という話題でお話を始めようと思っています。
で、この魔法というのは実はかなりあいまいな言葉で、呪術、魔術、おまじないなど色々な物を全部カヴァーしてしまうような、もっと言えば「それ魔術でも呪術でもないやん!」みたいなものまでひとまとめにしている感じの言葉です。

魔法とか魔術という言葉は元々はmagicという英語の訳で、その訳語に魔法という言葉をあてはめたものと、魔術という言葉をあてはめたのが何となく共存して生き残った、というのが言葉としての歴史です。とはいえ、どうもここ数十年の言葉の使われ方を見ていると、「魔法」が親しみやすい、でも非現実的なもの、「魔術」が恐ろしいもののような感じに使われることが多いようです。

簡単に言えば、
・おとぎ話なら魔法
・ホラー映画では魔術
みたいな感じの使い分けです。

でも、これはあくまでも一般的なイメージで、逆に私らのような魔女や魔術をおとぎ話と考えない人たち用のもう少し違った視点の説明をもう少し続けます。
私たちが使う意味の魔法や魔術という言葉は英語圏ではmagicではなくmagickと「c→ck」、つまり本来の綴りにKを足した形でつづられることが多いです。これはあの有名なアレイスター・クローリーが始めた書き方で、手品、記述などと区別するためにこのスペリングを発明(?)したと言われています。

とりあえず、私は今回色々な魔術などをまとめて「魔法」という言葉を使っていますが、魔法には魔女のものであったり、儀式魔術のものであったり、呪術的民族宗教のものであったりと色々な伝統のものがあります。

ご存知のように儀式魔術の場合は古代の哲学的な魔術体系をルーツに求め、ユダヤ教神秘主義思想である「カバラ」を背景にしたもので、目的も精神の変容、自己の向上、真理の探究などが大きなテーマになっているようです。もちろん、儀式魔術の考え方に基づいた方法論でも現世利益的なものも可能だと思いますし、実際にそういうものもあると思いますが、あまり魔術師にそういう魔術に興味を示す人は多くはない気がします。実際、儀式魔術の本に「恋愛達成の呪術」とかそういうのがメインに出てくる本って私は見た覚えがありません。たとえば恋愛達成法をメインテーマに修行している儀式魔術の魔術師ってある意味凄い感じになってしまいますよねw

それに対して魔女の魔法は儀式魔術と比べてあまり複雑な手順を踏まない現世利益的なものが多いのが特徴です。そして、魔女は自分たちの魔法のルーツを自然を中心とした宗教に求めるので、水地火風はもとより、星、月(月も色々な相)、植物、動物など様々な「自然の力」もしくは「自然に由来する力」をベースに「神や女神への祈り」によって魔法を実践します。

哲学と宗教はどっちもよくわからない人にはあまり違いを感じないかもしれませんが、哲学は理性によるものであり、宗教は理性に感情を加えたものである、というのが大きな違いだと言われています。宗教と哲学の違いはアリストテレスが哲学者の立場からも述べているので、その辺の本を読んでみるのも割とおもしろいと思います。ともあれ、こうした点、つまり哲学的な考え方をベースにしている儀式魔術と宗教をベースにしている魔女という視点で考えれば、以上のような魔法に対する考え方が根本的に違って当たり前なのです。

ただ、宗教の言う理性というのは哲学の言う理性と比べるとかなり厳密性に欠ける気が個人的にはしていますが(^^;

とりあえずここまででご質問などあればお願いします

◆Q&Aコーナー◆

・宗教の「理性に感情を加えたもの」の感情とはどういうものを指すのでしょうか?

orange mandarin: ある意味、哲学というのは情緒を徹底排除して論理だけでものを考える体系ですけど、宗教はその論理を超越することで「唯一の答えが出せない問題」についての回答を提示するものです。

例えば、「生きる」とはどういうことか?「死」とはどういうことか?「幸福」とはどういうものか?など、はっきり言って唯一の答えなんか誰も出せません。だから、哲学では色々な説を色々な哲学者がだし、それでも「結局わからない」というところに落ち着きます。

ところが、宗教はそのわからない部分を神などの人間を超越したもの(魔女ならここに自然も入ります)という考え方を受け入れて、各々に「こういうものである」という回答を導き出すのです。もちろん、宗教によってその回答は異なるのですが、哲学と違って、その回答同士を突き合わせて議論するのではなく、

「どの回答なら信じられるか?」

と、いう非常に感情的あるいは感覚的な根拠で回答を選んでいく、という感じの所があるのです。

まぁ、実際には日本以外の国の多くではその土地による宗教の回答を受け入れるように教育される、というのが多いのではないかと思いますけどね。でも、建前としてはあくまでも「選ぶ」ですから(^^;

・10個目のセフィロトから、さらにその次が流出するような。そんなイメージを抱きました。

orange mandarin: ああ、なるほど、確かにそういうイメージはあるかもしれませんね。その辺の理性を(良くも悪くも)超える力がある、ということをアリストテレスは指摘して「哲学は宗教にかなわない。宗教は哲学の限界を簡単に超えてしまう」というようなことを言っていたわけです。

・なるほど。理性を超える力、界を超える力ですね。

orange mandarin: そうですね。ある意味、アリストテレスって魔術師の人が読むと面白いと思うんですよね。例えば、「ニコマコス倫理学」なんかは結構学ぶところあると思うんですけどね。特にアリストテレスが好ましくなく避けるべきものとしてあげている「獣性」なんかはクローリーの思想と比べてみると、よりクローリーの考え方がわかってくると思うのです。

・「生成と消滅」狙ってた。

orange mandarin: 「生成と消滅」も面白いですよね。あれは池田康男先生の訳が一番良いと思います。他にはいかがでしょうか?

・えっと、「獣性」とは一体何なのでしょうか?

orange mandarin: ああ、それは 獣類の持つ自然本性的なもの、という感じですね。ものすごく乱暴な説明をしてしまえば人間としての思考(思想)活動ではなく獣の衝動と同じレベルに自分から落ちるようなイメージで解説されることが多いようです。

・なるほど!

orange mandarin: これはかなり乱暴な言い方なのと、それをアリストテレスがなぜ悪いものとしたか、などは「ニコマコス倫理学」が岩波文庫からも出ているので、それを読んだ方が良いかもしれないです。

ただ、よほど好きでなければアリストテレスを全部読もうとは思わない方が良いです。あいつ小難しい本を500冊くらい書いているので大変です(^^;

・上下巻で3000円くらいか。

orange mandarin: ああ、今そんなにするんですね。普通の文庫版なら2100円(上下巻)みたいですね。ワイド版だと3000円とちょっと。でも、これは高田訳が結構良い訳なので岩波文庫でよいと思います(ほかにいろいろ高いのもあるけど・・・)

と、なんか話がかなりずれましたが、他にありますか?

・特になし

(◆Q&Aコーナー◆終わり)

orange mandarin: では、続きに行きますー
さて、日本では魔術というと儀式魔術を指す場合が多く、それと区別して魔女の使う魔術を「魔女術」と呼ぶことが良くありますが、これは実は魔女には全く受け入れられていない言葉なのです。もともとは日本の魔術師の現在重鎮になっている方々が、半ば馬鹿にした意味を込めて使い始めて、定着させた言い方なのです。

だから、魔女であるとか、魔女に詳しいと言っている人で魔女術という言葉を使っている人は自称魔女(つまりわかっていない人)か、魔術師など「魔女ではない人」です。

・えーっ、そうだったのですか…
・あらぁ

orange mandarin: なので、ここからさらに拡大してウイッチクラフト自体を指す言葉として「魔女術」などというタイトルの本を出している方もいらっしゃいますが、あの本のタイトルを見た時点で

「この著書は魔女については何もも知らないか、せいぜいが外側から観察しているだけで内部事情を知らない人だ」
ということがはっきりとわかるのです。

百歩譲っても魔女を魔術の下位のものとしてとらえて馬鹿にしているのは間違いありません。

・あぁ。「ローマジック」と呼ぶのは差別的だからいけないよ、みたいな話は聞いたことがありました。

orange mandarin: ええ、あれもそうですね。
ただ、この辺は本物の魔女なのか?自称なのか?ちゃんと勉強しているのか?にわかなのか?という見極めポイントの一つだと言えます。まぁ、私なんかもその辺を知るはずのない素人を相手に話をするときは魔女術という言葉を一応使いますが、それはあくまでも導入部分だけで後から今のような説明をすることにしています。

・ふむふむ。となると、どう呼ぶのが良いのでしょうか?

orange mandarin: 少なくても、魔女術という言葉から入って一生懸命知ろうとしている人もいるわけですから、そこまで否定的になるつもりは全くないと思います。

一番無難なのは「魔女の宗教」「ウイッカやクラフト」あるいは全部を総称して「ウイッチクラフト」、後は楠瀬氏が提唱している「魔女宗」なんかもいいかもしれません。ただ、どうしても日本では儀式魔術の方が先に輸入された、という事情もあってどれもまだ完全定着していないですね。私はウイッカ、ウイッチクラフトを使うことが多いです。上記の4つが今は無難だと思います。

ただ、個人的には私はあまりこだわりありません(^^;

ただ、ここまでわかった上であえて言えば、魔女術という言葉についてこだわったり、こだわらなかったり、というのは良いのですが、わかっている人でもそこまで考えて使っていない場合がほとんどです。でも、この辺は本物の魔女なのか?自称なのか?ちゃんと勉強しているのか?にわかなのか?という見極めポイントの一つだと言えます。

まぁ、私なんかも魔女や魔女志願者ではない人を相手に話をするときは魔女術という言葉を一応使いますが、それはあくまでも導入部分だけで後から今のような説明をすることにしています。


・そうすると、魔女の人たちが使う魔術について話すときはどういう単語になりますか?

orange mandarin: スペル、というのが多いかなぁ・・・あとは「術」とか。
私は「魔法」といって済ませてしまうことが多々あります(^^;
縁のある幼稚園や児童施設などの子供たちからは「魔法使いのおじさん」で認識されていますwww

・魔法、スペルか。なるほど。その辺で行ってみます。

orange mandarin: ついでに先ほど「ローマジック」という言葉が出ていましたが、ここで一つよく言われることについて触れておきたいと思います。儀式魔術を高等魔術、魔女術を低級魔術という言い方をする人がしばしばいます。この言い方をするのはえてして魔術師なのですが、これは明確な間違いであり、勘違い以外の何ものでもありません。両者は全く別の流れのものでありどちらかが高級で、どちらかが低級というような比較ができるものではないのです。

それはちょうど日本酒とワインとウイスキーのどれが高級でどれが低級か、と言い合っているような愚かな発想でしかないのです。どれにも悪酔いするのがありますけどね(^^;

そのたとえで言えば、魔法という言葉はアルコール飲料という言い方に似ているかもしれませんね。

・コンピュータ言語における、高級、低級の区別と同じ意味合いだったら良かったのになぁ。コンピュータ言語の場合、「高級言語はより人間に寄り添った言語」、「低級はより機械に寄り添った言語」という意味合いで、差別的な意味合いはありません。

・orange mandarin: 化学の高級アルコールと低級アルコールもそうですよね。炭素が多いか少ないか、という意味しかないですから。高級アルコール系中性洗剤というのは質の良いアルコール系というわけではなくて、炭素が多いというだけなんですが、消費者の誤解を狙っているのも間違いないですよねww
まぁ、そもそも高級も低級もない訳ですw

orange mandarin: さて、一応ここでは魔術師の方も多いと思うので、儀式魔術との違いを意識した説明を最初にさせていただきました。まぁ、儀式魔術については突っ込みどころ満載かもしれませんが、その辺は間違いがあればご教授ください。とりあえずここまででご質問などありましたらお願いします。


◆Q&Aコーナー◆

・魔女の魔法は「自然の諸力を通じて神などの助力を頼む術」みたいな感じで考えればよいのでしょうか?さっきのコンピュータ言語の例で考えれば「より自然の諸力に寄り添った魔法」みたいな?

orange mandarin: ああ、大きな間違いはありません。ただ、かなり浸透に近い呪術性がありますけどね。

・魔女術=妖術という書き方をしている本もありましたがそれはどうなのでしょう?

orange mandarin: 妖術というのはもともとは「よくわからない術」という意味からきていますよね。なので、ごった煮にされている、というのが一番現実的な感じかと(^^;
そもそも妖術は信仰とかそういうものも何もいらないものを指す場合が多いですしね。なので、考え方に必ずしも神や女神がかかわる必要すらないですし、実際に妖術と呼ばれるものには神も女神も出てこないものが多いです。

あと、witchcraftという言葉と日本語の妖術が結びついたのには、日本に布教にやってきたキリスト教徒による偏った解説からきているというのも事実です。

そもそも、そういうよくわからないものを受け入れるということに対しては日本人は割と寛容だったので、呪術、妖術、、、とある意味何でもアリで、どれも意味が重なっている部分がある、というのが現実なんですよね、日本語の特質とも言えますね。

・すぐいろんなものを混ぜにかかりますものね。

orange mandarin: で、それにあまり違和感を感じないですよね、多くの日本人は。
でも、ここからはあくまでも私の個人的な感覚すぎないのですが、私はこうしたごった煮の状況の言葉の中に本質が隠れているのは必ずしも悪くないと思っているところがあるのです。

魔女は宵闇に紛れるものですしね。
言葉の森に真実の姿を隠すのも一興かな?と。

他はいかがでしょうか?

・言葉がまとまってない感じがするけど。魔女の術というのは、難易度や祈る対象によってランク付けみたいなのってあるんでしょうか?

orange mandarin: 一律的なものはないですね。ただ、状況によって難易度が同じものでも大幅に変わることがあります。あとは、上級者用と初心者用のようなものはあります。そういう意味では難易度のランクは学んだり、使いこなすという意味で言えばあります。

例えば、100のケースがあったとして、
初心者は100通りの術を使う。
中級者は50通りの術で対処する。
ベテランは1つか2つ、せいぜい3つくらいの術で全部に対処する。

そういう差はあります。道具も同じことが言えます。一例で言えば同じキャンドルマジックを考えても、初心者は何種類ものキャンドルやインセンスを組み合わせます。中級者は初心者の半分くらいの種類ですます。ベテランは白いキャンドル1本と一つのオイルと2~3種類のインセンスで全部すます。という例が上げられます。
まぁ、ベテランでも趣味の問題で色々コレクターと化している人もいますけどねww

あとは呪文です。
上級者ほど道具立てなどより呪文にウエートが移っていきます。極論で言ってしまえば、魔女のスペルは呪文だけでもなんとかなります。ただ、実際に呪文だけ、というのはかなりの上級者ですけどね。そういう上級者でもキャンドルとかインセンスくらいはあったほうが絶対楽ですし、効果も強くできます。

では、いったんここまでにして、もう少し先に進みます。もしご質問があれば、この続きと合わせて、にしていただけると助かります。

(◆Q&Aコーナー◆終わり)

orange mandarin: さて、本来の魔女の魔法は先ほどもお話ししましたように自然を中心とした宗教とその宗教における祈りをベースにしています。

そもそも魔法というものは人それぞれ定義ができてしまうくらい結構曖昧な言葉なのですが、私はここでは「見えない法則や祈りなどによって現実に影響を及ぼすもの」というくらいのイメージで定義しておきたいと思います。

つまり、簡単に言えば、キャンドル灯したり、お香焚いたり、呪文を唱えたりというような行為で現実に変化を起こすもの、という感じでです。

・確かにそうですよね・・・高位階の人たちは、道具いらないですものね

orange mandarin: そうですね。
ともあれ、厳密性とかを全く抜きにした私個人の感覚だけで言えば

「魔法とは普通人間にはできないことをやる方法」

という感じです。(ああ、もっと身もふたもない言い方のような気がする・・・)

でも、古来よりの魔女たちが求められていたのもその辺だったんだと思います。で、そこから派生してくるもう一つの魔女の魔法の大きな特徴をお話ししたいと思います。それは

「魔女の魔法は魔女でなくても(一般の人でも)使えるものが多いという事実」

です。逆に言えば、魔法を使えるようになりたいから魔女になる、というのは全く必要ない話、ともいえるのです。

これはある意味当然なのです。もともとが「何でも相談屋」として機能していた村の魔女のような(ある意味超局地的)民族宗教からできたものなので、村の人が「困った時に(困った時だけに、という意味が強いですね)」相談にやってきて、教えてもらって帰るわけですから、専門的な魔女でなくてもできるものが多くなってくるわけです。

もちろん、教えてできるものだけではどうにもならないこともあるので、そういう場合は魔女自身が術をかけたりするわけです。でも多くは方法を教えて、そこで必要な特殊な材料や道具を必要な分渡して、というケースだったのではないかと思いますし、色々な記録や伝承からもそれは推測できるようです。

と、魔女の魔法についてのあらまし、というとこんな感じでしょうか。ご質問などあればお願いします。


◆Q&Aコーナー◆

・となると、昔なら祭祀の伝授者としての役割が有ったわけですが、今、魔女を目指す人ってどうして魔女なんでしょうね。話がずれますけども。

range mandarin: ああ、それは魔女になる人たち各々が自分で出していかないといけないものなんですよね。こう言い切ってしまうとそれこそ身もふたもないので、もう少し続けると、多くは「その道にひかれたから」というのがあると思います。ただ、その魅かれ方、引かれ方はそれぞれですよね。
あと、これはよく外国人に私たちが聞かれることに「日本には高度に呪術的な民族宗教である神道があるのに、なぜwitchcraft (あるいはwicca)なのだ?」というのがあります。その答えとして、どうしてこの道に魅かれたのか?ということを自分の言葉で言えるようにしておくことは自分の立ち位置をはっきり自覚する意味でも大切だと思います。
私の場合、という一例しか上げられませんが、私の場合は、色々な宗教を学んできた中で、一番自分がしっくりとしたということと、縁があったこと、そしてコールされたから、と答えています。あまり明快な答えになっていなくて申し訳ありませんが(^^;

ただ、ある意味「なぜキリスト教徒になったのですか?」「なぜムスリムになったのですか?」「なぜ仏教徒になったのですか?」などの質問に似たものが本質にはあると思います。

ただ、これはとても大切ですし、一度自分なりの答えを出したらおしまい、ではなくて何度も問い直す必要があるものだと思います。

・国際結婚じゃ! と言い切った根性のある輩もいますが、好きになってしまったものは仕方ないかと・・・(苦笑)

orange mandarin: うん!結局そこですよね!

(◆Q&Aコーナー◆終わり)


orange mandarin: 先ほど私は「魔法とは人が普通はできないことをするもの」という言い方をしましたが、この考え方は魔女の技術を考えるときに非常に便利な考え方なのです。例えば、私たちは明日の天気や台風の移動状況を天気予報などで知る事ができます。これは人工衛星やそれによってもたらされる大量のデータ、それに基づく統計的な考え方等々が気象学によってまとめあげられ、その結果を聞いているわけです。それでも、外れますよね?

ようするに、人間にとって「未来を知る」ということは結局できない相談なのです。それができるとすれば神様とか、人知を超えた存在に限られるわけです。でも、知りたいのが人情というものです。まぁ、人情でなく、もっと深刻に知りたいことは人間生きていれば多いでしょう。そこで「未来を知る」という「人間にはできないこと」をするのが占いである、という考え方が出てきます。

そこから、魔女にとっての占いは「予知魔法」だという考え方が出てくるのです。なので、魔女にとって占いというのは単なる先読みを超えた「予知を中心とした魔法」という位置付けになります。これは予知に限らず「普通人間にはしることができないものを知る」という魔法だとも言えます。

魔女は占いの技術を学びますが、それは魔法の一つとして学ぶのです。少なくても、古い魔女たちはそうでした。今の魔女は色々な考え方があると思います。でも、その考え方は色々なところで意識されていない部分でも残っていると思いますし、私のように、それをしっかりと叩き込まれて育った者もいるわけです。なので、やはりこの発想が完全に廃れることはないのかな?と思いますし、そう考えた方が魔女の占いを理解するのには良いベースになると思います。結局、

「魔女の占いは魔法の一種であると同時に、非常に実用的なものである」

という考えを持っている、とまとめても問題はないと思います。

と、そういうことで、魔女と魔法~魔女と占いというテーマを考えていたのですが、この魔女と占いについては量的にも次回にすることにしたいと思います。(おお!次回予告っぽい!)

◆Q&Aコーナー◆

orange mandarin: 占いについての細かい点は別として全体を通してでも結構ですのでご質問などありましたらよろしくお願いします。

・魔女の術で、現世利益とは関係ないものってあるのでしょうか?

orange mandarin: 現世利益と関係ないものも、もちろんあります。

結局魔法って最後は論理を超えた論理、そうしたものを超えた感覚というのかなぁ・・・うまく言えないけど・・・

・そこに帰ってくるのですね>論理を超えた論理

orange mandarin: ええ、そうだと思います。人間ができないことをしようというわけですから余計なのかもしれませんけどね。しようとするのと、できるというのがまた微妙な温度差があるといえばあるんだけど・・・
ちなみに現世利益と関係ない術というのは祝祭などに隠されている部分が多いかもしれません。

ウイッカでは、季節の祝祭の中に神と女神の象徴をモチーフにした寸劇のようなものを取り入れているところが多いですし、クラフトの魔女も祝祭の中に特殊な祈りなどが入っています。これらは現世利益とはかなり性格が異なったものであることが多いです。その寸劇は神話劇と呼ばれることもよくあります。

・なんか儀式魔術っぽい。

orange mandarin: ええ、その辺はウイッカが儀式魔術の影響を受けている部分だと思います。
伝統的クラフトだと、ダンスやゲームに象徴を隠している場合が多いんじゃないかなぁ・・・
ダンスやゲームなら魔女狩りに逢う危険が少ないですからね。
「ダンスしてる!魔女だっ!」とか「ゲームしているなんて魔女に違いないっっ!」とかはないでしょ?

たぶん、そういう流れみたいなのはあったと思うのですが、魔女と占い用カードって歴史的にはつながり薄いんですよね・・・
その辺はわからないことが多くて。

その辺はちょっと手元の資料をもう一度ひっくり返して次回ちょっと触れようかとは思っています。ただ、あまりないんですよね、資料自体が。

(◆Q&Aコーナー◆終わり)

まぁ、とりあえず、ここまでの話としては出尽くした感がありますので、次回は「魔女と占い」をテーマにさせていただこうと思います~


魔女勉強会第1回

投稿者 admin 日時 2014年10月23日

第一回まとめです
---
第1回 色々な魔女

編集にあたっては、
①話者が特定できないように誰の発言かは今回は一切入れませんでした。
②ただし、質問や意見などでぜひ入れておきたいと思ったものは箇条書きのような形式で話者を特定しない形で入れておきました)
③私の思ったことなどは(  )で書いておきました。

orange : こんばんはー

(コーヒー、麦茶、緑茶、冷蔵庫で冷やした水と各々手元にはマジカルドリンクがっ!)

orange : で、一応「第0回」はみなさん読んでいただいている前提で今日は話をさせていただこうと思っています。もしまだ読んでいない方がいらしたら今のうちにざっとでいいので読んでしまってください。

☆魔女の大きな分類と宗教性のある魔女☆

orange : さて、そろそろ始めて大丈夫でしょうか?今回は改めて、色々な魔女についての話をしてみたいと思っています。第0回でお話ししたことと重なる部分も多いので、簡単に前回のまとめをしておくと、

①魔女には宗教性のある魔女と宗教性のない魔女がある。
②宗教性のある魔女は、大きく分けるとウイッチクラフト、ウイッカ、サタニズムなどがある。
③宗教性のない魔女は魔女っ子をはじめそれこそ千差万別である。

という感じになります。かなりざっくりした感じですが。
で、宗教性のある魔女の中で実際に活動があることがはっきりしているのは人口が多い順に、
1.ウイッカ
2.ニューエイジウイッカ
3.サタニズム・ウイッチ
4.クラフトのウイッチ

という感じになると思います。1と2は分け方が人によって違ったりもするので、ちょっと色々な意見が出るところだと思いますが、大体こんな感じの順番だとイメージして頂いて問題ないと思います。

一つ一つ見ていくと、
1.ウイッカ:この中には大きく二つの流れがあります。1つはガードナーが創始したガードナー派、そこから分派したアレックス・サンダースが興したアレクサンダー派で、この二つを合わせて伝統派といいます。

もう一つはこの伝統派のイニシエイションを受ける機会がなかった人が、本などを片手に始めたもので、これは本当に一人人流派、というくらい色々な種類があります。

中には聖闘士星矢やセーラームーンを真剣に祭壇に飾っている人たちもいるほどです。

2001年くらいだったと思いますが、当時のマイクロソフトメッセンジャーで「俺の祭壇を見てくれ!」と言われ、聖闘士星矢が並んでいるオーストラリア人の祭壇を見たときの衝撃と、コメントを求められた時の困惑は今でも忘れられません(^^;

2.ニューエイジ・ウイッカ:これは、ウイッカというより、ニューエイジの人が色々ごった煮にしていくうちにウイッカを知って、その一部を取り入れていったもので、これも一応の信仰心はあるようですが、正直私には理解できないものが多いです。ただ、UFOとか、超能力とかが強調されている場合はこのジャンルの人たちだと思って間違いないです。

3.サタニズム・ウイッチは前回お話ししたようにアントン・ラヴェイによるもので、キリスト教のパロディのようなものです。

4.クラフトのウイッチ:これは古いウイッチクラフトの伝統をそのまま受け継いでいる(と、いうより、その流れの中にある、という方が正しい表現だと思いますが)人たちです。

で、この中で魔女狩りにあったのは4のクラフトのウイッチだけです。ウイッカが現れる前まではウイッチというのはクラフトのウイッチだけでした。そして、そのクラフトの魔女たちや他の土着宗教(例:ヒーザンなど)の総称であるペイガンの一部です。

ウイッカ以降はウイッカを含める形でネオ・ペイガンという言い方をするようになっています。そう考えると、ウイッカン(ウイッカの実践者をwiccanといいます)の中で、やたらヒステリックに自分たちの先人が弾圧された!と魔女狩り批判などをする人が特に欧米には多いのですが、それはおかしな話で、ウイッカは魔女狩りが一応終わってから現れたものなのです。

とりあえず、宗教性のある魔女というと大雑把にまとめるとこのような感じになります。ご質問などありましたらお願いします~

◆Q&Aコーナー◆

・クラフトのウィッチという人たちは、魔女狩りを生き延びてきた伝統を今も守っていらっしゃるのでしょうか?それとも、後の再構成した物が多かったりするのでしょうか?

orange : もちろん完全に、ではないですが、かなりの部分が伝えられています。ただし、いくつかの流派がその中で合併していきながら命脈を保っていたという歴史やそういう中でも誰にも伝えることなく絶滅してしまった流派もあり、で1つの流派のものが完全に伝わっている、というのは地球上1つもないはずです。

・ウィッカはどこまでが信仰の許容範囲なのですか?聖闘士星矢やセイラームーンっと聞き、もうなんでもありのようにさえ見えてしまうのですが・・・。どこかに境界線のようなものはありそうな気がしたので、お聞きしました。ここまではOKで、ここまではタブーのような境界線。

orange : はっきり言って伝統派でなければ何でもあり状態になりつつあります。伝統派以外でも伝統派に順じた信仰をしようという人たちももちろん多いのですが、そこから何か一気に自由になってしまう人たちがいて、そのあたりがやんわりとした境界線になっていると思います。

間違いばかりで問題は多いのですが、スコット・カニンガムという人がいます。この人は何とかイニシエイションを受ける機会がない人でも本を片手にウイッカンになれるように、という思いでたくさんのノウハウ本を書いています。

・「神と結ばれる魔術」の著者ですよね。

orange : そうです。その他にも
「アースパワー―大自然から贈られた神秘の力」
「神と結ばれる魔術―ウイッカの理論と実践 」
・「マジカルフード」
が日本語訳で出ています。
このカニンガムの本でウイッカンになった人たちは聖闘士星矢とか、セーラームーンを祀る人は少ないです。(たぶんいない)それ以外の新しい人たちは何を祭壇に置くかわからない、という感じにイメージすると大体は実情とずれません。

・ウイッカはクラフトのウイッチの流れを汲んでの新しい魔女なのでしょうか?
それとも全く別の定義から生まれた魔女なのでしょうか?

orange : ウイッカとクラフトは両方の話があります。

ウイッカ側からはクラフトの伝統の「生き残った断片」を集めて、それでも、それは全然足りないものになっていたから、クローリーにガードナーが頼んで儀式などを書いてもらって作った。だから、正当なクラフトの流れをくんだ上に、進化させたものだ、という言い方です。

もう一つはクラフト側の見方で、確かに伝統がかなり失われたのは間違いない事実だし、致命的な打撃を受けて消えていった流派があったのも、それも少なくなかったのも事実だ。しかし、先ほどちょっとお話ししましたように、合併しながら、何とかそれなりのまとまりで伝統を伝授し続けて、現代に生き残らせたものがしっかりあるのだから、それを知らなかったであろうガードナーが作ったウイッカはクラフトの延長線上ではなく新しい宗教である、という見方です。

その辺は1960年代に結構な議論があったようです。
クラフトの方は「ウイッカはウイッカであって従来のウイッチクラフトとは無縁だ」とし、仲間とは認めない人たちが当時は大勢を占めていました。しかし、中には(特にアメリカに渡った人たち)ウイッカを見守っていってあげよう、という人たちもいて、そうした人たちは自分たちの流派を「ウイッカの〇〇派」という呼び方にしてクラフトであることを表向き隠して活動を始めたのです。
有名なところではThe Spiral Danceを書いたスター・ホークが在籍したフェリ派などが一例です。



これの原著者です。まぁ、この本は盛大に問題がある本なのですが、その話はとりあえずおいておいて、この人がいたところ、という意味であげておきます。ちなみにこの本では「フェアリー派」と書いてありますが間違いです。正しくは「フェリ派」です。これは伝統ある伝統的ウイッチクラフトの末裔の流派です。

さて、フェアリー派は言うのは間違いですが、妖精さんが好きな人たちが妄想たくましく作ったフェアリー派という全く別のものは私もいくつか見たことあります。日本にもオリジナルなものがあって、ここ(http://page.freett.com/moonfeary/index.htm)はかなり古くからある妖精さん流派です。今は残念ながらトップページだけですが(^^;

この人は独自の神話まで作っていましたからかなり、本気でやっているみたいですね。Wikiの魔女関係に自分の所の宣伝を書き込んでは消され、をかなりの期間続けた強者でもあります(^^;

・そういえばとっても初心者質問ですが、アメリカに渡った魔女がウィッカの方が多い、というと、クラフトのウイッチは土着…つまりどの辺りが発祥なのでしょう…?イギリス?

orange : クラフトはイギリスですね。あと、ドイツやフランスなどヨーロッパ各地に存在しますか呼び方が色々で、総称してペイガンということになっています。

(◆Q&Aコーナー◆ここまで)



orange : そういえば、クラフトの魔女たちの中にウイッカの魔女たちを同じ仲間とどうしても思えないという人も根強くいるのですが、そういう話を聞く機会も今後あるかもしれません。で、そういうとかなりクラフトの魔女が偏屈のように聞こえますが、理由も一応はあるのです。

①ウイッカではスカイクラッド(つまり全裸)で儀式を行う
②イニシエイションの考え方が違う

他にもサバトに対する考え方や、宴会の日を増やすために後からサバトを増やしたりという点などを挙げる人たちも多いのですが、大きいものは最初の2点なのです。

おとぎ話などで、通りがかりの人が魔女の集会を見て、もう一度見直したら一瞬にしてだれ一人いなくなっていた、というような話は多くあります。これはどんな魔法をその魔女たちが使ったかわかるでしょうか??

・存在感を無くす、とかでしょうか?
・服を着たってことかな?
・地下室への通路とか?
・黒いローブを羽織って暗闇にまぎれたとかですか?

orange : 正解に近いものが出ました。正解は黒い「フード付きマント」を頭からすっぽりかぶって、しゃがみ込んでしまう、です。

こうすると当時は街灯もなかったので一瞬にして消えてしまったように見えるのです。ちなみにローブという言い方を魔女が使うようになったのは魔女狩り以降といわれています。フード付きのマントというなんのそっけもない呼び方をされていました。

ローブという言葉は確かに一般名詞でもあるのですが、当時のヨーロッパではキリスト教の聖職者が羽織るガウンという意味がメインなので、キリスト教から迫害されていた魔女はその言葉を好きではなかったからのようです。

で、そのように魔女の命を文字通り助けてくれていた伝統ある「黒いマント」を「単純にガードナーがヌーディストで自分の趣味を兼ねたいというだけの理由で」捨て去り、「スカイクラッド」などといったのはどうしても受け入れがたかったのです。中には「ウイッチクラフト禁止令(魔女狩りの根拠になる法律)」がなくなってからできた魔女の信仰宗教が伝統を趣味の為に踏みにじるなど到底許せない」とウイッカという言葉を聞いただけで拒絶反応をする魔女たちも当時は多くいました。

ですから、今でも伝統的なクラフトの魔女はスカイクラッドは採用しません。(清めの儀式などで例外的に全裸が必要になることもあり得ますが、それは本当に例外ですし、全員が全裸などという儀式はありません)

②のイニシエイションについてもかなりの違いがあります。クラフトの魔女にとってはイニシエイションは「魔女になるための儀式」という意味しかありません。しかし、ガードナーはウイッカをペイガンの頂点に位置するものとし、その中でさらに序列をつけることである種の権威主義を創り出すことにしました。そこで、ウイッカの場合はファースト・ディグリー、セカンド・ディグリー、サード・ディグリーと3回のイニシエイションが存在します。

アレックス・サンダースはガードナーのもとでウイッカに参加していましたが、どうもガードナーの趣味についていけず、セカンド・ディグリーの時にガードナーのもとを飛び出し、自分の流派を作ります。なので、アレクサンダー派はセカンドとサードのイニシエイションを1回で済ませてしまいます。つまりファースト→サードと結果的にはなるのです。

後にガードナー派とアレクサンダー派は険悪ではなくなり、お互いがお互いにイニシエイションを宇授けるという形(これをクロス・イニシエイションといいます)で秘密を語り合えるようにし、今はアレクサンダー派でも本来ガードナーが作った3階梯がどのようなものだかをよく知っています。しかし、それは別として、アレクサンダー派では今でもイニシエイションは2回となっています。

クラフトは魔女になるためだけ、なので、こうした階級的な考え方も認めることができなず「やはり別物」と当時の穏健派もそこだけは譲れなかったようです。クラフトとウイッカの違いの簡単なあらましはこんな感じです。

・ウイッカは何だか学校っぽいですね、と直感で思いました。

orange : 学校というより、階級です。

・うん。学校だとサード・ディグリーの後「卒業」しなきゃいけなくなるしw

(おお!たしかにw この発想はなかった!)

orange : ガードナーは他のペイガンに対してもそういうエリーティシズムがあって、他のペイガンが信仰者なら、ウイッカンはその上に立つ司祭である、という考え方をしていたようです。そして、その中でも上下関係を作っておこう、というのが史料などを基にしてみていくと元々の発想にあったようです。

・それは中々……。他からは嫌われそうな発想だなぁ。

orange : まぁ、逆にそういう目立つ行動をしてくれたおかげで他のペイガンたちも魔女狩りの恐怖が本当に去っていきつつあるという確認ができたというのもあるので、とりあえずそんなに嫌われてもいなかったようです。

・今はどうなってるんでしょう?ガードナー派のウィッカの立ち位置は?

orange : 今は立派なウイッカの伝統派、オリジナルとして君臨していますよ。

また、今は伝統派のウイッカと伝統的クラフトは反発したりするより、お互いを理解しあいながら連携していくような感じの場合が圧倒的だと思います。

とりあえず、宗教性のある魔女の方はこの辺で大丈夫でしょうか?


☆宗教性のない魔女☆

orange : では、次に行きますね~
次は 宗教性のない魔女についてです。
宗教性のない魔女は、大きく分けて3つです。

1つ目はファンタジー、伝奇小説、アニメ、ドラマなどの魔女です。
奥さまは魔女、魔女っ子シリーズ、ハリポタ(あれは魔法使いですが、欧米のキリスト教徒からは魔女認定されています)等々・・・上げ始めれば楽しい例がたくさん出てきますww

もう一つは本人たちには怒られるのですが「魔女っぽいことをしているから自称魔女」という人たちです。
ハーブやパワーストーンが好きでいろいろやっているから魔女、という人とか良くいますよね。ああいう人はいくら本人が「この神様が」「あの女神様が」などという話をしていても、宗教性があるとは言い難いのです。でも、私の個人的な考えではこの人たちは「中間派の魔女」としてもいいのでは?と思っています。

あとは商売や仕事として魔女を自称している人たちですね。これは商売にしている人にろくなのはいないのでどうでもいいですが、仕事として、つまり魔女の文化に共感して、音楽や美術をはじめとする芸術関係などで魔女をテーマに仕事をしているうちに魔女を自称するようになった人たちです。簡単に言えば「魔女ファン」(?)ともいえる人たちです。

宗教性のない魔女はこんな感じだと思います。細かく言い始めたら、サリーちゃんからまどマギまで語らないといけなくなってしまい、違う話になりそうですww

・中間派、はある意味現代のニューエイジなのかもですが…
あ、でも信仰心はないのか…(ノ∀`;)

orange : 信仰っぽいことはしている人もいますけどね(こんなこと言うと怒られますがw)

・ざっくり言えばファッションとして魔女をしている、ということですね。

orange : そうですね。
と、こんな感じですが、ここまででご質問があればどうぞ~

◆Q&Aコーナー◆

・「中間派の魔女」というのは日本特有の現象なんでしょうか?それとも海外でもあるものなんでしょうか?

orange : 海外にもありますね。無効だとクリスチャンなんだけど、パワーストーンやハーブに詳しいといいたくて「クリスチャン・ウイッチ」などというわけのわからないことを肩書にしている「中間派」がいますねーww

・これは、次のテーマになるのかも知れませんが。クラフトの魔女やウィッカの魔女を構成する条件というのはどんな物なんでしょうか?イニシエーションを受けていることなのか。または特定の技能を持っている事なのか。信仰を持っていることなのか?

orange : 簡単に答えてしまうと、ウイッカもクラフトもイニシエイションしているかどうか、で決まります。

また、先輩魔女から伝授されるもの、としてセルフイニシエイションを自分の流派では認めない、という立場をとっているのがその中の伝統派です。

ただ、誤解しないでほしいのは、セルフ・イニシエイションを「自分の流派で」認めないだけであって、それ自体を否定するかどうかはその人その人の考え方だと思います。私自身はセルフ・イニシエイションの人もそれ自体は認める立場です。ただ、今日そこまでは話題を進められませんが、危険もあるのでお勧めもしない、という感じです。

・セルフイニシエイションとはその字の通り、自分一人で行う通過儀礼、ということですか?

orange : そうです。ガードナー派の女司祭長だったヴァリアンテが著書の中で方法も紹介しています。もっともあの本を読んでそのままやっても「変化が起きた気分」にはなれるかもしれませんが「本当の変化」は起きないことがほとんどだと思います。

あの本の儀式次第を見て根本的な問題点に気がつけるかどうかが肝心だから、という理由からです。しかし、日本人でそれを指摘した魔女は私の知る限り数人しかいません。

・変化が起きた気分と、本当の変化、ですか。面白いですね。私もとある魔術団体のイニシエーションを受けたことがありますが、すごい経験でした。未だに詳細に思い出せます。

orange : なるほど。そういう経験は貴重ですね。


☆商売、時として〇徳商法としての魔女☆

orange : ああ、ついでに、商売としての魔女というのだと、ここ(アドレスは削除します)が新しいものでは典型例です。ここで魔女になるには魔女とは全く関係ないレイキの伝授まで押し売りされて、総額約160万らしいです。

・160万円!すげー!
・そこまでの額とは・・・

orange : どうでしょう?私なら150万で・・・とか言いたくなりましたよ、これ知った時にwww
10万円もダンピング~♪とかww

これはとんでもなく高い部類ですが、そういうのは昔からあります。ちなみにここのサイトなど、伝統を謳っているのにサバトの名前の発音間違えて表記しています。まぁ、私にはどうでもいいといえば、どうでもいい存在ですが。でも、伝統派だと言わなければ、つまりごく最近のニューエイジウイッチだというのならこういうのもありだと思いますけど、ウイッカ以前の伝統古い伝統と歴史を自慢げに書いて、レイキとかありえないですよね。この辺の矛盾も

「本物か偽物かを見破る基準の一つ」

と、言えます。こういうところはあからさまな商売なのですが「宗教性を売り」にしてくるのでたちが悪いといえばたちが悪いです。

・軽く目を通したのですが、お金がなければまだ、その時ではないのでお金を貯めてきてください、と書いてました。林先生が見たら怒りますよwww
いつやるの、今でしょ!

…すみません(ノ∀`;)

(いえいえ、まったくです、まったくです。正直こういうのにはとっとと消えてもらいたいdeath!)

orange : 「お金がなければまだ、その時ではない」これ、凄いですよね!私も唖然としました(^^;

・ちなみに、まっとうなイニシエーションを受けるにはどんな条件があるのでしょうか?

orange : 一番は縁です。その辺については、ご希望が多ければ、ある程度のお話の後にでも1回それをテーマに、というのでないと時間的に無理があります(^^;

☆魔女以外が語る魔女☆

orange : とりあえず宗教性のない魔女についてはこのくらいでしょうか。
ああ、そうそう1つタイムリーな話題を1つ。

『魔女の世界史 女神信仰からアニメまで』 (朝日新書) 海野 弘 (著)

という本なのですが、読んだ方いらっしゃいますか?

・読んでないですが「女神信仰からアニメまで」という副題は惹かれますね

orange : 私は一応読んだんですが、やはり、所詮外部の魔女を知らない人が書いた本、という中身のないものでした。単に社会学的に強引なマーキングをどこにでもしてやろう(つまり何でも魔女に関連つけてやろう)、というだけで内容のない本、と思いました。

結局、この魔女の世界史という本は「ん「〇〇陰謀論」とかそういう何も知らない人が読むと「おー!」と思うように作られたエンターテイメントでしかなくて、何も知らない人は面白いかもしれないけど騙されるなよ、という感じ。知っている人から見れば「痛い子」という感じだと思います。

まぁ、悪い面だけではなくて、途中で道を外れた魔女的な物(魔女から政治運動家になった人とか)とか、カウンターカルチャーを強引につないで、魔女というキーワードで「女性史を語った本」としたら、意外とよい本かもしれませんね。エンターティメント性もあるし。

とはいえ、これで本当に魔女についての知識や魔女の歴史、現代に生きる魔女についてがわかるとは間違っても思わないでください。これは単なる女性論です。

ちなみにこれよりは桁違いにましですが、鏡リュウジ「魔女入門」も所詮は外部から見たものにすぎません。(そもそも彼は魔女とは無関係だし)

・あの人占い師じゃ…?

orange : 鏡さんは魔術系の方ですよ。そして占星術はかなりの方です。私もあの人の占星術の本だけは謙虚に勉強させていただいています。

・なるほど!占い師の人、って大雑把にカテゴライズしておりました(ノ∀`;)

orange : ようするに、魔女のことは魔女に聞きましょう、ということです。「魔女に詳しい魔術師」とか「魔女の研究家」とかいろいろいますが、ああいう人たちの語る魔女に関するものはほとんど間違っています。ところが、魔女志願者の中にはその辺がわからずに、そういう人の話を本気にしてしまう人が多く、気のドちなことになっている例をよく見かけます。知ったかぶりはやめ・・・ただ期待、と思うのですけど、いなくなりませんね。特に「魔女に詳しいと自負する魔術師」は。自分が魔女について何もわかっていないことすら理解できない、という人たちなんですけどね。昔も今もまったく迷惑で不愉快な存在です。


☆まとめのようなものww☆

orange : では、まとめっぽくしようと思いますw

結局色々な、しかも全然お互い縁もなさそうな人たちが魔女と名乗っていたり、分類されたりしています。

ようするに、魔女という言葉はキリスト教が迫害の為に発明した言葉が日本に輸入されたものです。しかし、ついに日本人には一神教の感覚がなじめなかった。キリスト教人口が3パーセント超えない、というのからも自明ですよね。それで、「悪の象徴としての意味」も定着しようがなかった。そして、日本で魔女という言葉が一番ポピュラーになったのは1964年東京五輪の「東洋の魔女」です。めっちゃ、いい意味じゃん!とwww

そんな経緯で日本では魔女という言葉がかなり本来と違ってきたのです。

そうした事情を踏まえたうえで、改めて「魔女という言葉」について、です。もっと言えば「魔女という日本語」についてです。日本では魔女という言葉はもう、外国語のwitch,wiccan等とは分けて定義しなおすべきだと思います。

つまり、魔女という言葉自体が日本では独自進化(?)をしてしまっているのです。今の「日本語の魔女」という言葉を正確に訳そうとしたら、英語にもどっごにもフランス語にも、それこそどこの国の言葉を持ってきても当てはまる言葉はないと思います。

結局の所、そういう全然違うものが混在しているのが「魔女」という言葉なのだと思います。もちろん、今までも「魔女」という言葉が様々な言葉を意味しているというのは、基本的な前提だったと思います。でも、それがどんどん勝手に発展をしてしまった。「だから」なのか「というか」なのかよくわからなくなりつつありますが、「魔女像を固定すること」はそもそも無意味なんじゃないかな?と私自身は思っています。

もしなんとかして正確さを求めるなら「私はこういう意味で使います」という程度が限界だと思います。

魔女という言葉に神経質にこだわる人もいますが、日本語の魔女という言葉は所詮、「中身のない魅力的な入れ物」だという認識が自分の中で支配的になったので、私は今は魔女という言葉にはきわめて寛容です。

だから、今回の話を機に皆さんに「自分なりの魔女という言葉」を考えていただいたり、魔女の多様性を頭の片隅にでも持ってもらえたらとてもうれしいと思っています。

・美魔女とか訳のわからんものも流行ったなぁ

(まぁ、私の事ね♪ww)

orange : と、こんな感じでしょうか?

次回は「魔女と魔法」とかにしましょうか?
そこから余裕があれば魔女と占いとか
なにかリクエストあったらコミュの方にでも書いておいてください。できるだけ反映させたいと思います。

・男性魔女の現状とかもしりたいです

orange : 魔男?σ(^^;
日本でベテランの伝統派は男性が多いのかな、現状では。
女性でベテランとなるとちょっと本来の魔女からはずれて独自路線になっている人が多いかなぁ・・・

後質問とかもコミュの方に書いておいていただけるとありがたいです。

OTE: SNSを盛り上げるためにも是非!SNSのコミュに書き込んでみてね!
(ここはしっかり管理者晒し♪)

orange : そうそうww
気軽の方に出ていた「儀式に米粉パンはありか?」とかも面白い話ですね~
そういう感じの質問が多いと嬉しいです~

・あっ、こんなのでも大丈夫なのですか!

orange : そういうのから話を持っていくと身近になるし

・じゃあ私もフランクに質問しまくります←

orange : どんなパンを使うか?で儀式についての本質的な話ができますよ、たとえば。

では、とりあえず、今回はこんな感じで終わりにしましょう~
長い時間ありがとうございました


魔女勉強会第0回

投稿者 admin 日時 2014年10月6日

第0回まとめです。
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【まえがき】

のんびり、まったり。その時のペースでその時の話題で、魔女についての話をしていく、そんなスカイプの会議室ログからの連載第1弾です。後から読んでわかりにくい所はちょっと加筆訂正などしておきました。一応前触れなしでなし崩し的に始まったので今回は「第0回」としておきましたww

また、編集にあたっては、
①話者が特定できないように誰の発言かは今回は一切入れませんでした。
②ただし、質問や意見などでぜひ入れておきたいと思ったものは箇条書きのような形式で話者を特定しない形で入れておきました)
③私の思ったことなどは(  )で書いておきました。

(参加者は魔女、魔女になりたい人、魔女に興味がある人、単なる好奇心の人、何でもアリを想定しています。そういう意味では参加資格とか、そういう固いのはなしにして、それより、もっとざっくりと「魔女を知る」ということをとりあえずの目的にしてはどうでしょうか?そんな感じで話を聞くところからスタートしました。)

では、はじまりはじまり~♪

・ここはどういった会議になっていくんですかね??
・ここは、広い意味での魔女の話をする会議になる予定です。
・魔女のどういった部分の話になっていくかもちょっと気になります
・私は魔女はしてませんね。興味はありますが。私がやってるのは魔術です。話し合いの結果、ちゃんと魔女やってる人だけの場所だよ!となったら私は出ないと行けませんねw
・どの程度の話しがでてくるかによって変わってきますかね?

(と、みなさん、色々とw
でも、私としてはお話しする機会があるならもっとそれ以前のことを広く知ってもらいたいな、というのがこの話に加えていただいた大きな動機の一つです。)

orange mandarin: そういう固いのはなしにしましょうよー
それより「魔女を知る」ということをとりあえずの目的にしてはどうでしょうか?
そもそも、魔女という言葉自体かなり幅が広いし、魔術師とは全然違うけどその違いは、魔女を自称している人を含めてもわかっていない人が結構いたりします。その辺のガイドラインから始めて、後はみんなの興味に従って、というのが流れとしては自然なのでは?

(そちらの方が現実的だという人、 おおよそ正しい内容とそれを崩さない程度のフランクさが希望です、という人。そんな感じが私もいいですね)

・そもそも魔女とは?
・会議に入っていたら魔女になれますっ!みたいなとこまで行くんですか?
・基礎的な本を探しているんですがそれも見つからず・・・
・魔女とは ってのを解れば 成り方もわかるのでは?
・変に細い内容がでて、興味ある人に間違って伝わっていくのは嫌だなと思って

(等々・・・
わかります、わかります。とりあえず順にお話ししていこうと思います)

orange mandarin: 色々な魔女があるのですから、同時に色々ななり方があります。たとえば、極端な例で言えば、魔女といっても宗教性のある魔女の代表的なものだけでも、ウイッカ、クラフト、サタニズムがあるわけです。そして、当然ながら、全部魔女になる方法違いますからねー
まぁ、極端な例ですが(^^;

・サタニズムなんてのがあるんですね。
・サタニズムも確かにいわれてみたら 魔女ですね 一応

等という反応がちらほら

orange mandarin: でしょ。アントン・ラヴェイによる悪魔教会が発祥ですよね、今のサタニズムは。内容はかなり正確なキリスト教のパロディになっている点も含めると、意外にしっかりと宗教性を持っているのです。


・たしかに いまだにアメリカのほうでは勢力あるらしいですからね

orange mandarin: 結構ありますし、勢力自体は落ちてきていないですよ。


・他の魔女は?

orange mandarin: 
・クラフトの魔女とペイガンの(一応他称としての)魔女
・ウイッカ
・ニューエイジ・ウイッカ
・ウイッカの一流派として存続しているクラフトやペイガンの魔女
・サタニズムウイッチ
こんな感じですよね。
あとは、ハーブとか、アロマとか魔女っぽいことをやっているだけで満足している自称魔女も多いですが、これはまたちょっと種類が違ってきます。それから、私は大嫌いなのですが、

・商売としての魔女(未来永劫消えてほしい)

があります。

あと、魔女という日本語の言葉で言っている分には「間違い」というのはある意味ないのですが「嘘つきの見分け方」とかもあるといいのかもしれませんね~

・ 嘘つきの見分け方は興味有るなぁ。(管理者的にも相談受けるときがあるし)

(↑OTEさんの発言はここだけさらします~w
基本的な用語などの話をし終わったあたりでその辺もお話ししようと思います)


・クラフトの魔女、とは?

orange mandarin: クラフトの魔女というのは伝統的なウイッチクラフト、つまり魔女狩りを経験した流れの魔女ですね。要するに、古い魔女、ということです。そして、クラフトの魔女などはペイガンの一部です。

・ペイガンとは?

orange mandarin: キリスト教以前の古代宗教ですね。ドルイドなんかは今も元気です。まぁ、大東亜戦争時の英国首相チャーチルもドルイド共済会の正式なドルイド僧でしたしね。他にもヒーザン(荒れ地に住むものという意味の名前)と呼ばれる人や、色々な種類があります。

・古くから宗教があるんですね。

orange mandarin: もちろん、宗教はモヘンジョダロやラスコー洞窟のような世界史の教科書に出てくるような古代遺跡や壁画の中にも宗教的儀式の絵が描かれているなど、かなり昔からあります。人類学者の多くの人が「人類の生み出した最初の文化は宗教ではないか」というくらいです。

また、ペイガンというのは(キリスト教から見た)『異教徒』という意味ですが、この場合の『異教徒』はキリスト教よりも古い宗教のことを指していました。
その意味では、卑弥呼だってある意味ペイガンですよww

・ああ たしかに。自然崇拝ですからね 卑弥呼。

orange mandarin: えーと、自然崇拝かどうかはあまり重要じゃないのです。だって、当時は自然はリアルな脅威だったので、形はともあれ、自然崇拝の形を取らざるを得なかっただけで、自然崇拝をポリシーとしていたわけではないのです。
むしろ、医療、司法、狩猟祈願などを仕切っていた、という方が重要なのです。

・ 現代は自然が減りつつある分自然崇拝に対して目が向いているだけで自然があるのは普通のことでしたしね
・その自然崇拝と、私が言ってる自然崇拝はちょっとちがいますね。自然の神をあがめるの方の自然崇拝になります。自然そのものあがめる崇拝は 私の中では違うかな・・・大切なことだと思いますけど。

orange mandarin: 日本人だと自然そのものを崇める自然崇拝が身近な感覚ですよね~

(そうなんです。この辺の自然とのかかわり方というのも魔女にとっては結構色々な面で今後ポイントになる考え方なのです。今回は軽く触る感じにしますが、今後何度も出てくる話題になりますね)

・ウィッチクラフト、というのは?

orange mandarin: それのヨーロッパの中部~北部のそうした古代地域宗教のある大きい共通項のあるくくりをウイッチクラフト、その実質司祭だった人を「クラフトの魔女」と呼ぶのです。

・orange mandarin: ウイッチクラフトやペイガンにとっては自然自体が神や女神、という感覚はない場合がほとんどです。自然自体ではなく、自然の背後に神性がある、という考え方をしているのです。そこが、日本の神道とヨーロッパの魔女との一番大きな違いです。

・私はその考えです

(そこの所を日本で魔女を実践していく場合は自分なりに考えをしっかりしておく必要が出てきます。と、いうのは、欧米人から見たら「民族宗教でありつ同じく自然崇拝の多神教である神道があるのになぜ魔女に?」という疑問を投げかけられることがよくあるからなのです。私は私なりの答えを持っていますが、これを自分なりに考え、自分より経験豊富な魔女にその答えをぶつけてみる、というのは今まで私たちのような世代が通ってきた道なのです)

・商売の魔女、というのは?

orange mandarin: 簡単に言えば、イニシエーションに何十万も、というのは商売ですよね。しかも、そういうのは大体伝統を騙っているだけで、嘘の張りぼてなんですよねぇ・・・
まぁ、具体名を挙げると問題があるのであげませんが(^^;

・儀式やサバトがあるって聞きますが

orange mandarin: ありますよー
サバトっていうのは季節の祝祭ですから。

・日本の年中行事みたいに必ずするものなんですか?

orange mandarin: 規模や種類はともかく、先にあげたうち
・クラフトの魔女とペイガンの(一応他称としての)魔女
・ウイッカ
・ニューエイジ・ウイッカ
・ウイッカの一流派として存続しているクラフトやペイガンの魔女
の魔女は必ず行いますね。

・儀式はどうなんでしょうか

orange mandarin: 儀式ですか。サバトも儀式の一部ですし、エスバットなどの月の儀式もありますし、いろいろありますねー

orange mandarin: 流派によってサバトも違ったりしますが、やらない、ということはさっきあげた種類の魔女ならないですね。
実際、年のサバトの回数もウイッカだと8回ですが、伝統的クラフトの流派だと6つの所や5つの所など色々あります。

(サバト、エスバット、その他の儀式については近いうちにまとめて説明できるようにしておいた方がいいかな・・・と)

・ 魔女ってルーン使いますか?
orange mandarin: 使う人もいます。ただ、ルーンは元々は魔女のものではありません。ルーン魔女などという新分野を作っている人もいます。私はよくわかりませんが(^^;

・タロットはよく聞きます

orange mandarin: 本来の魔女はトランプですよ。今はタロットも当然のように使っている人がほとんどですけどね。

・そうでしたか。様々なんですね。

range mandarin: 私も師匠に習ったのはタロットではなく、トランプだけでした~

・タロットとは違いますか?

orange mandarin: 違いますねー

・リソマンシーやスクライングはどうなんでしょう…?

orange mandarin: クラフト、ウイッカ、ペイガンに限っていえば、リソマンシーはやる流派とやらない流派に分かれます。スクライイングは現存する流派はたいてい行います。

また、スクライイングですが、伝統的な方法は大釜や鉄鍋に水を張って覗き込む、というやり方です。水晶球は魔女にとってはかなり新しい方法です。
あと、特殊な鏡を使うこともあります。鏡はブラックミラーという真っ黒な鏡を使うのですが、あれも新しい方法ですよね。でも、水晶球より伝統的な魔女のスクライイングに(見え方とか)かなり近いです。私は両方使いますが(^^;

・ちなみに川とかの水辺でスクライングを行うのはスクライングと言うのでしょうか?

orange mandarin: 広い意味では言いますね~
先ほどもお話ししたことの繰り返しになって恐縮ですが、鏡は黒い鏡を使うのが魔女に伝わるものですね。大釜って中が黒いので、水を張った状態とブラックミラーはスクライイングする時にとても近い感覚になるのです。だから、黒い鏡自体は新しい技法ですが、ある意味伝統的なのです

・なるほど…大釜がモデル…みたいな?

orange mandarin: モデル、というわけではないのですが魔女狩りの心配がなくなってきた時代の(例えばイギリスでは1950年以降)魔女たちが、大釜より手軽なものを、と考えたのでしょうね。何と言っても水を張った大釜はともかく重くて扱いにくいですから。

ただ、私もソーウィンの時に参加者の1年を占うのに毎年スクライイングはしますが、やはり大釜に水を張ったものが一番見やすいです。

・スクライングで使う大釜ってどのくらいの大きさなんですか?

orange mandarin: 私が使っているのは直径で40センチくらいかなぁ・・・
水入れると持ち上がりません(^^;

・結構大きいですね。重たそうです。

orange mandarin: なので終わるとコップでくみ出して水を捨ててから運びます(^^;

でも、大きい方が見やすいんですよ。ソーウィンの時は見てほしいという参加者が多いので見やすいものでないとつらいので大きいのを使います。もっとも普通に使うなら、直径15センチくらいのが使いやすいです。私は両方持っていますが、日頃は小さい方しか使いません。さすがに12センチより小さいと使いにくいけど、15センチくらいのはなれると大きいのとそんなに差を感じません。

【大釜について】
ついでなので、ちょっと大釜についてのコラムです。
大釜は水を入れる他、ものを煮たり、香を焚いたり、色々なことに使います。ただ、だからと言ってこれを何かの象徴として祭壇の上に置くことはお勧めしません。
と、いうのは、15センチくらいでもかなり重いので、祭壇に物理的に負荷がかかりすぎますし、落ちてきたら危ないのです。足の上に落ちたら、当たり方によっては簡単にあての甲の骨を複雑骨折してしまいます。それに、元来、大釜は祭壇に乗せず、地面に置くものなので、その意味でも祭壇向きではないです
実際に使う感じとしては、祭壇と大釜を配置して、円を描いて・・・みたいな感じです。
30センチ超えると、大人数での儀式か屋外用になります。そういう使い分けを私個人はしています。

(コラム終わり)

(さて、そろそろみなさんお疲れのようなので、魔女の種類についてなどは次の機会としましょうか^^)


魔女名について

投稿者 admin 日時 2014年9月28日

『魔女名』

魔女名を最初につけるべき、という話を聞きますし、魔女名をどうしたらよいか、と悩んでいるという話を時々聞きます。

しかし、これは間違いとまでは言いませんが、あまり意味もありません。
魔女名はある程度して、色々わかってきてから考えるので十分です。
また、男女ともに『祭壇に祀る神々についてのちょっとした注意』で書いたのと同じことが魔女名にも言えます。

魔女名に神や女神の名前を使った場合、その影響をかなり強く「人生で」受けます。
セルフイニシエイションで魔女になる人が増えてきたから、こうしたことを先輩魔女に教わることが激減してしまったから仕方ないのですが、こうしたことは習って魔女になるのが普通だったのです。

実際、先輩に導かれて魔女になる人は魔女名に植物の名前や動物の名前、標語のようなものなどを名前にしている人が圧倒的多数です。

このことも意外と知らない方が多いのでついでに書いておきました。